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- インプラントとは植立、移植という意味ですが、人工歯根を顎の骨に植立してその上に人工歯を補綴して咬合機能を回復させる治療方法です。
- 昔はいろいろな素材や形態の人工歯根がありましたが現在ではスクリュー式でチタン製の人工歯根が使われています。
- 当医院ではノーベルバイオケア社のインプラントを使用しています。このシステムは世界シェアNo.1であり安全率、成功率、生存率が優れているのでので採用しました。
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説明用模型の写真です。このように顎の骨に植立します。 |
インプラントの成功率・耐用年数 |
- インプラントの成功率は5年生存率で98%、10年生存率で96%というデータが報告されています。平均して90〜95%くらいといわれています。
- インプラントを安易に選択する風潮がありますが、まず自分の歯を大事にすることを考えましょう。
- インプラントの耐用年数はインプラント本体は身体が健康な状態であれば、メインテナンスが正しく行われていれば一生使用可能だと考えられます。
- インプラント治療そのものの歴史が浅いのでまだ追跡段階ともいえますが、現在最長で約40年という報告があります。
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インプラント失敗の原因 |
- 術者側の原因として、技術の未熟さ、経験のなさ、診断ミス、設計ミス、解剖学を理解していないことなどがあげられます。殆どの失敗例はこれらが原因です。
- 患者さん側の原因として、歯科医師の指示を守らない、清掃不良、喫煙、全身疾患、顎の骨の状態が柔らかすぎてインプラントが結合しないなどがあげられます。
- メインテナンスに来院せずに何年か経過後に脱落したケースもあります。
- なぜインプラントの手術をすることになったのかよく考えてみてください。本人の意識が変わらない限り(健康であることを大切にしようという意識がないと)同じ事を繰り返します。
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インプラントの利点 |
- 現在世の中にある移植材料の中では確実で安全性が一番高い。
- 人工臓器としては最も安価で成功率が高いのが人工歯根です。
- ブリッジのように両隣の歯がなくても歯のない部分だけに植立が可能。
- 健康な歯を削らなくてもいい。(歯は一度削ってしまうと元に戻りません。)
- 審美的に優れている。
- 現在はかなり骨の状態が悪くても手術ができるようになりました。
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インプラントの欠点 |
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治療が可能なケース |
- ほとんどのケースにおいて治療が可能です。
- 以下のケース以外は治療可能なので以下をご覧ください
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治療のできないケース |
- 顎の骨の成長が終わっていない
- 妊娠している
- 全身疾患がある(循環器疾患、脳血管疾患、コントロールされていない糖尿病、高血圧、重度の骨粗鬆症など)
- 喫煙者・アルコール依存症・薬物常用者など
- 精神疾患がある
- むし歯・歯周病の治療が終わっていない
- 重度の歯周病
- お口の中の衛生状態が悪い
- チタンアレルギーがある
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