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- むし歯の治療です。
- 治療の種類にはコンポジットレジン充填、セメント充填とインレー修復などがあります。
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コンポジットレジン充填 |
- むし歯になった部分を除去して歯と同じ色のコンポジットレジンという材料を充填する治療です。
- むし歯の治療では一番お勧めの治療方法です。
- 比較的小さなむし歯(歯の面積の1/3〜1/2)に適した治療です。
- 大きくかけたむし歯や咬む力の強い方には治療ができません。
- 保険適用材料の場合、耐用年数は2〜3年くらい。
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利点 |
- 歯を削る量が少なくてすむ。
- 審美的にいい(歯と同じ色の材料を使うため)。
- 1歯あたり1回の治療で済む。
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欠点 |
- チェアータイムが長い(1歯あたり20分〜30分)。
- 金属の材料よりやや強度が弱く摩耗する。
- 経年的に変色を起こすことがある。
- 大きな力がかかると割れることがある。
- 知覚過敏を起こすこともある。
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治療のステップ |
レントゲン撮影などでむし歯の範囲を確認
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麻酔をしてむし歯になっている組織を除去
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歯の表面をエッチング・ボンディング処理
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シェード(歯の色)を選択してコンポジットレジンを充填
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かみ合わせの調整、研磨をします
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インレー修復 |
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- むし歯になった部分を除去して型を取り、技工所で型に合わせた金属の充填物を作り、歯にセメント(接着剤)で接着する治療です。
- 保険適用材料の場合、耐用年数は3年くらい。
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利点 |
- ある程度広い範囲のむし歯でも治療できる。
- 材料が金属とレジン(プラスチック)を選択できる。
- 金属はレジンより強度がある。
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欠点 |
- 日数がのべ2日かかる。
- 金属は審美的にあまり良くない。
- 歯を削る量がレジン充填よりやや多い。
- レジンの材料は割れることがある。
- セメントの耐用年数を過ぎると取れる。隙間からむし歯ができる。
- 金属アレルギーの原因になることがある。
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治療のステップ |
レントゲン撮影などでむし歯の範囲を確認
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麻酔をしてむし歯になっている組織を除去
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歯の型とかみ合わせをとって技工所に作製を依頼します
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完成したつめものを調整して接着します
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かみ合わせの調整、研磨をします
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